女性の介護士が多い理由

介護現場は医療現場と比べると、男女比が半々ほどのところが多いです。男性の方が体力があり、力持ちなので、特に利用者の体を持ち上げたり、移動させたりする際など、要介護度が高い利用者のケアのときに重宝されるからです。しかし、医療現場と同じように、介護現場にも女性の働きは必要です。男性に比べ、細やかな気遣いがあり親しみを持つことが出来るとされ、それが女性の介護士が重宝される理由の一つでもあります。実際、現場では女性スタッフによる手作りの季節の飾りや、イラスト、絵や歌のレクリエーションで溢れています。また、話が上手でコミュニケーション能力が高い人も多いので、高齢者の精神病のケアにも彼女たちの能力は欠かせません。

介護士の求人では、忙しい日中の時間帯にパートタイムやアルバイトを入れたり、日勤のみの正社員がOKなところもあり、家庭を持った人でも家事と両立できるようなシフトで働ける施設があります。ただ、何年も仕事をしていると体力的に辛くなってくることもありますので、しっかりと自分自身のケアも大切です。例えば、車椅子やベッドへ移動する時や、お風呂介助をする時、腰を痛めやすいため、足を肩幅以上に開き腰を落として介助したり、重心移動を考えて自分の体全体を使って利用者さんを移動させるように心がけましょう。

また、夜勤や残業の多い施設で働く場合も生活習慣が乱れ、健康を損なうリスクが高まります。寝不足や日照不足、運動不足が体に悪いことは良く知られています。体調を崩して初めて生活習慣の大切さに気付く方が多いのですが、健康なうちから、しっかりと自分の生活を管理していくことが重要なのです。生活習慣の大切さについては、<http://tadashii-seikatu.com>でも詳しく解説されているので参考にしてみてください。